王者の激突!川崎フロンターレvs鹿島アントラーズ!今季初の勝ち点3を手にするのはどちらだ!?
前節勝利を得ることができなかった両チームの戦い。前年度タイトルを取ったチームだけに開幕2戦勝ちなしは許されない。
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でも少なくともどちらかは2戦勝ちなしになるんですよね!
特に前節勝ち点1を得ることもできなかった鹿島アントラーズは、アウェイとはいえ絶対に負けることは許されないでしょう。
とはいえ開幕ホーム2連戦で1勝もできないなんてJ1王者川崎フロンターレのサポーターは黙っていないでしょう。
川崎フロンターレはこの冬なんだか外国人選手をシャッフルさせたイメージですね。
エドゥアルドやエウシーニョを放出した代わりにマギーニョ、ジェジウ、そしてレアンドロ・ダミアンを獲得していました。(ここまで全部ブラジル人)
なんといってもレアンドロ・ダミアンでしょう。
ロンドンオリンピックのときの活躍は今も記憶に新しいです。そんな選手がどうしてフロンターレに?と思ったら怪我をして第一線の舞台に上がることができなくなっていたんですね…ぜひとも日本で頑張っていただきたいです。
このレアンドロ・ダミアンと昨年一昨年と変わらずチームの中心だった小林悠、中村憲剛、そして昨季MVP家長昭博といかに関わっていけるかが勝利の鍵となりそうです。
そんな新たな戦力を加えたJ1王者に挑むアジア王者は、昇格組の大分トリニータ相手にまさかの初戦黒星。いつの間にかエース扱いになっていた鈴木優磨を怪我で欠き、ACLプレーオフ、J1開幕戦ともに伊藤翔に頼らざるを得ない状況でしたね。いや、むしろ翔さん獲ってなかったらどうなってたのよ…とすら思います。若手を育成していくんだ!と言っても、失った戦力に対して獲得した戦力が見合っていないのが現実でしょうね。
ポジティブな要素があまりないような気がします。
どちらかというと状況が悪いのは鹿島アントラーズの方ではないかと思います。
2-0で川崎フロンターレの勝利と予想してみます。
以下、真面目に書きます。
試合情報
2019明治安田生命J1リーグ第2節 川崎フロンターレvs鹿島アントラーズ
2019年3月1日の金曜日に行われる2試合の『金J』のうちの1試合。
J1を2連覇している川崎フロンターレと悲願のアジア王者を獲得した鹿島アントラーズの対戦となります。
ともに開幕説に白星を上げることができず、どうしても勝ちがほしい一戦。王者同士の意地のぶつかり合いが見れる白熱した一戦になるでしょう。
川崎フロンターレはJ1王者の攻撃力を見せられるか?
今季の話の前に、まず昨年の成績を見てみましょう。
言わずもがな、川崎フロンターレは昨年1位でした。
成績は21勝7敗6分。
2位サンフレッチェ広島に勝ち点12の差をつけての優勝でした。
得失点は57得点27失点の+30で、得点失点ともにリーグトップでした。
面白いのは、ホームでの圧倒的な得点力です。
昨年の成績をホーム17試合・アウェイ17試合に分けてみると、アウェイで22得点13失点なのに対し、ホームでは35得点14失点と実に1.5倍の得点数になります。ただし、白星数でいうとアウェイ10勝、ホーム11勝とそこまでの差がないのです。
つまり、ホームではアドバンテージを活かし得点を量産し勝利するのに対して、アウェイでは点は取れずとも守備力を活かし着実に星を取る戦略が取られていると見えます。
ちなみにアウェイで最も点をとっているチームが、今回の対戦相手である鹿島アントラーズなのです。(ただし失点も多い)
さて、ホームでの攻撃力を誇る川崎フロンターレとアウェイでの攻撃力を誇る鹿島アントラーズ、より多くの点を取るのはどちらでしょうか?
前節ハイライト
鹿島アントラーズは逆境に追い込まれかつての輝きを取り戻せるか?
次に、鹿島アントラーズの昨年の成績を確認しましょう。
鹿島アントラーズは昨年はACL圏内の3位でフィニッシュしました。
成績は16勝10敗8分。
勝ち点56で2位のサンフレッチェ広島とはわずか1差でした。
得失点は50得点39失点の+11で、得点数で6位、失点の少なさで6位タイでした。どちらも飛び抜けた数字ではありませんが高水準で安定していると言えるかと思います。逆にどちらかだけでも成績を上げることができれば、さらなる好成績が狙えるということでしょう。
さて、先述したとおり、鹿島アントラーズは昨年アウェイで最も点をとったチームです。更にいうと、昨年の得点記録者数も17人で横浜F・マリノスと並んでトップでした。
ホーム・アウェイにかかわらず、更に特定の誰かに依存せず安定した戦いができるというのが、鹿島というチームと言えるのではないでしょうか。
そうなってきたとき、『アウェイであったとしても、必ずしも不利ではない』『鈴木優磨が怪我をしていても、得点が獲れなくなるわけではない』というチームとしての総合力が試される一戦になるでしょう。
これがかつての栄光を取り戻す試金石になるでしょうか。楽しみは尽きません。
前節ハイライト
前回の対戦
2018明治安田生命J1リーグ 第29節 2018年10月7日(日)
県立カシマサッカースタジアム 入場者数:31,798人
鹿島アントラーズ 0 - 0 川崎フロンターレ
30度近い気温でクーリングブレイクが持たれるほどの過酷な環境での一戦。
やはり、川崎フロンターレがショートパスでボールを回しながら攻め、鹿島アントラーズはカウンターを狙うという試合展開でした。
36分に小林悠がPKを獲得するも、自ら蹴ったボールをクォン・スンテに止められてしまい得点機を逸しました。
その後も一進一退の戦いが続きましたが、最後まで得点はなくスコアレスドローという結果になりました。
対戦成績
過去の対戦成績は川崎フロンターレからみて15勝9敗6分と川崎フロンターレが勝ち越しています。
鹿島アントラーズが勝ち越しを許しているチームは唯一川崎フロンターレのみです。
得失点は川崎フロンターレから見て55得点49失点と川崎フロンターレがリードしています。
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